初めてのスピーカー製作ヘルプ
要するに、木材で箱を作ってスピーカーをはめ込み、配線をすれば良い
材料
木材 スピーカーユニット ボンド 吸音材 配線材 ターミナル 塗料
道具
はたがね やすり 刷毛と缶 新聞紙 なんか拭くやつ
1.設計図
基本的に、部室にある長岡さんのスピーカー製作本に載っているヤツをそのまま作ることが多い
その場合、図面をコピーして業者に送る
バスレフで1wayのものが作りやすく、安価で済む
※もちろん自分で設計しても良い
2.木材
安価な木材としてMDF板(厳密には厚紙の仲間)がある
が、あまり音質は期待できない
専門の業者に頼んで作ってもらい送ってもらうことが多いが、
須賀川のホームセンターでMDF材を買ってその場でカットしてもらう場合もある
3.スピーカーユニット
コイズミ無線で注文する 最低限、口径が合うものを選ぶこと
この時、内部配線材とターミナルも一緒に買っておくとよい
オススメユニット
FOSTEX P800K
1255円
FOSTEX P1000K
1612円
MarkAudio CHR70v3
8721円(2個入り)
PARC Audio DCU-F131W
11726円
オススメ配線材
オーテクのなんかやつ
オススメターミナル
4.組み立て
釘やネジは使わない 振動すると抜けてくるため
ボンドを薄く塗って張り合わせる
このとき、接着した面をはたがねで強く抑えて固定すること
押さえないと、乾いたとき変形して浮いてくる
なので、一面を接着したら乾くまで待ち、また一面…というように丁寧に製作する
5.吸音材
スピーカー内部に吸音材をボンドで貼り付ける
どのくらいの量を入れるかは、実際に音を聞きながら調節する
よって、スピーカーユニットが届いたら箱に仮止めし、吸音材を入れてみて音を聴く作業を繰り返す
吸音材はグラスウールやフェルトが良く使われる
グラスウールは発がん性があり、取り扱いに注意が必要である
ガラスの細かい繊維で出来ているので、素手で触ると刺さる
また、室内で扱うと繊維が空中に浮遊して肺に入り込み、刺さってしまうので必ず外で手袋・マスクをして行う
6.塗装
まず表面をやすりで削ってツルツルにし、ボンドの残りなども取り除いておく
塗料は刷毛で塗る場合や、ラッカーで塗る場合もある
塗料が濃い場合はシンナーで薄めて使うこと
一度うすく塗った後、細かなやすりで削り、また塗って削り…を何回か繰り返す
部室の廊下の地面を汚さないために、必ず新聞紙を敷くこと
また、雨の日は乾きにくいので避けた方が良い
7.配線
スピーカーにはんだ付けして配線を行う
このとき、プラスマイナスに注意しないと音が変になる
以上で完成!
だがしかし、スピーカー単体で音を鳴らすことは出来ない
必ず「アンプ」が必要である
アマゾンでLepyや鎌ベイといった安価なアンプを買っても良いし、
ちょっとお金を出して本格的なものを買ってもよい
またハードオフで中古品を買ってきても良い
- 最終更新:2017-01-14 05:50:44